胸から溢れ喉を伝い 声となって届くもの 胸から溢れ指を伝い 熱となって届くもの
溢れた思いと音調は 初めが何かを見失う 返る場所も元の形も 全て全て消えていた
残る小さな余韻とは 遺る確かな想いとは 貴方の中に響くもの 私の中でも響くもの
(詩人の本懐 課題「音響」)